女性の笑顔は好意の証なの?/はじめに

笑顔は好意の証_とよく聞くが、果たして本当にそうなのだろうか。
よく、恋愛メディアでは「笑顔が多い女性はあなたに好意を持っている!」と述べられていることが多い。
確かに、笑顔が好意である可能性は高い。人間は好きな人や尊敬している人と出会うと、自然と笑顔になると言われている。
あなたも、仲の良い友達や先輩と遊びに出かける時、待ち合わせ場所で出会うや否や、

と言われたことは無いだろうか。
ちなみに筆者は嬉しさが顔に出やすいタイプなので、仲の良い人に出会うとすぐにニヤニヤしてしまう。
このように、人間は仲の良い人と出会うと自然と笑顔になる性質を持つ。
しかし、笑顔だからと言って、必ずしも好意であるかはわからない。
特に女性の場合は、笑顔が建前である可能性も知っておく必要がある。
これを知っておかないと、あなたはいつまで経っても彼女ができないままかもしれない。
この記事の目次
日本人の笑顔は分かりにくい?

日本人の笑顔は、どうやら外国の方から見るととても分かりにくい傾向にあるようだ。
とある実験で、イタリア人、フランス人、日本人の学生に基本的な感情を表情等で表現させた(例えば、怒りを表したい場合は、怒っている顔やポーズなどで表現する)。
結果はどうなったかと言うと、日本人の感情表現が、他の外国人学生よりも遥かに正解率が低かったのだ。
つまり、感情と表情がわかりにくかったのだという。
ただ、これは別に日本人が特別、感情を隠すのが得意とかそういう意味ではない。諸外国でも「ポーカーフェイス」という言葉があるように、どこの国でも感情を隠す場合もある。
ただ、この結果から筆者が考察するに、日本人は元々感情を表に出さない文化がある(我慢的な文化)。
そういう背景があって、日本人の表情から、心理的な感情を読み取りにくいのではないのかなと思っている。
女性の笑顔は建前の可能性?

さて、先述したとある実験結果を見ても分かるように、日本人は感情と表情が一致しない傾向にある。
特に女性はその最たる例だと筆者は思っている。
男に比べて、女性は嫌いな相手とも笑顔で接する傾向にある。後々話を聞いてみると、実は親しそうに話していた○○さんのことが嫌いだった…ということはよくある話である。
誤解しないでいただきたいのは、女性だけが建前で人と接する…ということではないということだ。
もちろん男も建前で人と接することはあるだろう。嫌いな上司に露骨な嫌悪的態度をとる人はそうそういない。
筆者が言いたいのは、女性は建前で話す傾向が強い…と言う事である。
嫌いな人とでも仲が良さそうに話す。
これは恐らく、村社会的なDNAが関係しているように筆者は思う。
現代でこそネットの発達で、村八分的な事をされたら文句を言える空間が整っているが、それこそ50年前にはそんなものなかった。
村で嫌われるとヤバい_という感覚が、世代を超えて引き継がれているのではないかな…と思っている。ここに関しては、特に研究論文を見たわけではないので、筆者の憶測の域を出ないという事はお伝えしておく。
嫌いな人とでも仲良くできる女性の「本音」を見分ける!

さて、ではどうやって女性の本音を暴いていけばいいのだろうか。
建前を多く使う女性の心理を暴く方法は無いのだろうか。
_心理学的に言えば、心の本音は顔半分、それも左半分に出る…と言われている。
逆に、右側は建前の顔ともいわれている。
だから、もし女性の心を見抜きたいときは、女性の顔の左半分に注目した方が良い。もちろん、女性から見て左側である。あなたから見た左側は、女性から見る右側なのでそこは注意である。
とある画像実験の話
とある実験で、顔の左側部分だけの写真をつなぎ合わせた画像と、右側だけをつなぎ合わせた画像を作成したらしい。
もちろん、合成に使った写真は同じ人で、同じ写真である。同じ写真を左右に切り分け、左だけで合成、右側だけで合成…をしたのだ。
その写真を多くの人に見せたところ、左側だけで作った画像の方が、表情の違いがハッキリ出たらしいのだ。
このように、左側には人間の心理が出やすいと言われている。
笑顔だから好意を持っている…と早合点しない

さて、ここまでくるとわかったと思うが…女性が笑顔で接してくれるから、あなたに好意を抱いている…というわけではないのだ。
もちろん本当に笑顔の場合もある。
しかし、女性が建前を多く使う以上、笑顔だけで好意を判断するのは極めて危険だ。恐らくあなたもこれまで同じ過ちを何度も繰り返してきたに違いない。

と早合点すると、痛い目を見かねない。
女性の笑顔は味付け海苔程度に思って、本質的なところをもっと探っていくべきである。
女性の笑顔で早合点しない!/まとめ

女性の笑顔は建前が多い…という話をしてきた。
実際、女性の笑顔は癒しになる。筆者の知り合いにも、女性が笑顔で話してくれるだけで好意を持って、結局その子に彼氏がいました…みたいな壮絶なオチを持つ人物がいる。かなりツラい結末だ。
こうならないためにも、女性の笑顔だけで好意を判断するべきではないということをお伝えして、今回の記事を締めたいと思う。
では、またどこかで。