コミュ障でも彼女を作れるようになる!/はじめに

コミュ障とは、コミュニケーション障害の略称だ。しかし、ネットや日常のワンシーンなどでごく普通に使われる「コミュ障」というのはいわゆる造語である。
医学的な観点からみるコミュニケーション障害は、もっと深刻な問題である。
ここで取り扱う「コミュ障」と言うのは、ネットや日常等、ごく普通の場所で自分を自己紹介するときなどに使われる「コミュ障」を指す。くれぐれもご注意願いたい。
そんなコミュ障。彼らは女性と話すのが苦手だ。
いや、根本的には違う。ただ、女性と話すのが苦手だと勝手に思い込んでいるだけである。
そんな彼らでもモテる男になれる会話術を紹介していきたい。
この記事の目次
「俺コミュ障だからさ」と言ってるやつは傷つくのが怖いだけ

「俺、コミュ障なんだよねー」…と言っている奴を見かけたことはないだろうか。はたまた今この記事を読んでくれているあなた自身がそうかもしれない。
ひとこと言わせてもらおう…。
片腹痛いわ‼‼‼
何を言ってるんだ。コミュ障を隠れ蓑に使っているだけじゃないか。コミュ障であることを盾にして、自分の身が傷つくのを恐れているだけだ。
「コミュ障だからモテない」というのは単なる言い訳である。
「俺コミュ障だから…」と言っている奴は大抵自分に自信がない奴だ。そして女性に近づくのを恐れている。
なぜ自分に自信が無いのかはわからない。人それぞれ理由はあるはずだ。例えば顔がブサイクとか、何か致命的な欠点があるとか、ハゲてるとかデブだとか…そういう類なことが多いだろう。
こんな自分が女性に話しかけて、もし嫌われたら…俺は生きていけない…恥ずかしい…生き恥さらしの間抜け田舎侍でござるぅ…と自分の寝床でもがき苦しむ。
でも、周囲の友達にそんな自分の素顔を晒すのも恥ずかしい。だから決まってこう言うのだ。
「俺、コミュ障だからさ…」と。
コミュ障は自分自身に自己暗示をかけてしまっている

自己暗示_と言うやつを知っているはずである。
例えば、「ピーマンが嫌い」と思っていると、本当にピーマンが嫌いになってしまったり、「腹痛いな~」と思っていると本当に腹が痛くなってしまったり…。
自己暗示は結構身近で頻繁に起きている。
コミュ障も、実はこの自己暗示によるところが大きいと私は解釈している。
「俺は女の子と話すのが苦手だ」と思っているから、女性を前にすると何を話していいかわからないし、なんか顔も火照るし、髪の毛なんていじくりだして好意があるのバレバレになるし…。
自己暗示をバカにする人がたまにいるのだが、自己暗示ってやつはマジでバカにして良いものではない。むしろ積極的に良い方向へ使っていくべきなのだ。
キツいこと書いちゃってごめんちょ★

めんごめんご。ぷんぷん丸になってしまったあなたは機嫌を直してほしいぜよ。
ここからはとりあえず、コミュ障でもモテる男になれる会話術を解説していこうと思う。
ぜひ、明日からの女性関係に利用してもらいたい。
会話ってやつは、何も男がしゃべるだけじゃない

まず、「コミュ障」と自己暗示をかけているあなたに問おう。
あなたは、「会話は男が先導しなくてはいけない」…なんて思ってはいないだろうか。
思っている奴は正直に手をあげるんだー。先生は絶対に怒らないから手ーあげてー。犯人が見つかるまで帰れませんよー。
まぁ、恐らくだが多くの自称コミュ障諸君は「会話は男が先導しなくちゃいけないんだ」という先入観があるから、女性との会話に不安を抱くのだと思う。
実際、私も学生時代はそうだった。後で私自身のプロフィール記事も書こうとは思っているが…私は学生時代、とてもシャイだったのだ。今でこそ普通に女性と話せるし、デートにも飲みにも誘えるようになった。しかし、学生時代の私と言えば、それはもうまさに君たちと同じ自称コミュ障だったのだ。
女子となんて話せない。だって会話とか恐いし。何言われるかわかったもんじゃないし。でも彼女欲しいし。一回ぐらいS〇Xしたいし…。でも話せないし。
しかし、ある時私は、とある女子にこんなことを言われた覚えがある。

…と。
この時、私の身体に一閃のイカヅチが直撃した。がつーんと大気圏の向こう側から直径0.001mmぐらいの隕石(というより隕粒)が身体に当たったような感覚。
そうか、私はこれまでずっと勘違いしていたのだ。
何も会話ってやつは、男が先導しなくちゃいけないなんて決まりはないのだ。
女が話しやすいような環境を整えれば良い…。それだけの話だった。まさに灯台下暗し。遠くだけを観察していたのでは近くが見えないのだ。
そもそも女ってやつは喋りたがり
そもそもだ。女ってやつは話が好きだ。
女子会(笑)とかいうただの同情と共感と何の役にも立たない井戸端会議的会合が女性の間で開かれるぐらい、女性と言うのは話が好きだ。
自分の話をしたい…というのは人類共通なもので、男だけが自慢話をするような錯覚に陥ってしまいがちだが、女だって自慢話をするし、誰かに聞いてもらいたい。自分の魅力を他人に知ってほしいのだ。
だから、女と話す時に何も男が先導する必要はない。むしろ女性が話していて気持ちよくなれるような相槌を打てるようになれれば、あなたの魅力度は一層増していくだろう。
さらに、自称コミュ障諸君は、いきなり女性と話すなんて心臓の代わりにから揚げが飛び出てきそうなぐらい緊張するはずだ。だから初めは聞き上手になることを目指していけば、自ずと女性とのコミュニケーションに対する不安も消え去っている。
無理して喋る必要はない。「へー」「ふーん」「大変だったねー」「マジか」にプラスして、身振り手振りを加えておけば何とかなる。チョロいのさ。
面白い話をしなくてはいけない病
よく、自称コミュ障に多いと思われる病にこんなものがある。
それは、「面白い話をしなくてはいけない病」である。ちなみにこの名称は私が今名付けた。
多くの人にとって、「面白い話」の最たるものは、「笑い」ではないだろうか。
面白い奴こそモテる!面白い奴は女子から羨望の眼差しで見られる!…という先入観があるはずだ。
そして、自称コミュ障諸君はこう思う。
「俺は面白い話なんてできないからモテないし彼女もできないし女子とも話せない…土に還りたい…」と。
自称コミュ障のあなたなら、そう考えてしまうのも無理はないだろう。お笑い番組とか、面白い話をしてる人などに影響されるのは当然のことだ。
しかし、私はこう言いたい。「面白い話」には2種類あるということを。
面白い話その1:笑い話
面白い話…で必ず思いつくのが「笑い話」だ。

というオチまで完璧な話をすれば、当然笑いが起こる。この笑いを求めて、幾多の戦士たちが生ける屍になったのかは言うまでもないだろう。
「スベる」というとてつもないハイリスクがあるにも関わらず、お笑い戦士たちは女子のハートを射止めるべく、とにかく面白い話をする。
面白い=笑い
これが自称コミュ障の考えではないだろうか。面白いというのは笑い。笑いを生み出せない話は面白い話ではない…。それぐらいシビアな場合もある。
面白い話その2:興味深い話
恐らく、コミュ障では思いつきにくい「面白い話」の亜種がこれだ。そう、「興味深い話」である。
興味深い話とは、例えば怖い話などがそれにあたる。




…という感じに、めちゃくちゃ興味津々で聞いてくれるはずだ。
怖い話ばかりではなく、例えば生物の豆知識とか、海洋生物の生態とか…なんかそういう話でも興味深い話になる。
笑い話だけが面白い奴ステータスになりがちだが、実はこういう興味深い話をするだけでも、女性は盛り上がる。
アニメが好きならアニメの豆知識などを話すだけでも大丈夫。
最近ではアニメにもだいぶ寛容な世間になってきている。筆者が学生時代、かなり美人な女の子がエヴァのファンだったのを覚えている。そういうもんだ。
笑い話だけが面白い話ではない!自分の個性を活かせ!
笑い話だけが面白い話ではない。
女子が興味のありそうな話題を探るのはなかなか難しいかもしれない。そういう時は先述の「聞き上手」になって、女子の趣味などを探ればいい。簡単である。
笑い話が、女子のニーズに応えることが出来るかと問われれば、必ずしもYESとはなりえない。笑い話なんてものは、よほど会話のリズム感やボキャブラリーが豊富じゃないと不発で終わってしまう。
無理して笑い話をするのではなく、自分の強みを活かした会話をしていくのがおすすめだ。
まとめ:自分を出していけ
まとめよう。
女性にモテる会話術は、とにかく自分の強みを活かすことに由来する。そして女子のニーズをきちんと把握し、時には「聞き上手」に徹することも大切になる。
モテない男は、「俺が会話を先導しないと…」と思ってしまう。確かに、会話の起爆剤こそ男がやらなければいけないかもしれない。しかし、一度会話を始めてしまえば、あとは女性が話しやすいようなステージを用意すればいい。ようは裏方に徹する方法もあると言う事だ。縁の下の力持ちである。
そして、面白い話には2種類あると言う事も忘れてはならない。
自分の性格に合わないような笑い話を無理して絞り出しても、女性は愛想笑いしかしてくれない。腹を抱えて笑ってくれるようなことは無い。
それに、笑ってくれることがステータスではない。「へぇ…そんなこともあるんだねぇ!」と興味深そうに聞いてくれるような話だって、十分「面白い話」なのだ。
ぜひ、コミュ障で彼女が出来ないことに悩んでいる諸君には頑張っていただきたい。
それでは、アデュー!
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