はじめに

あなたは女性に、

と言われたことがあるだろうか。
「いいパパになりそうだよね!」という言葉は、一見すると脈あり感が出ていて、なんとなく女性に好意を向けられている感覚になる。
筆者の知り合いのKさんも、

という疑問を持っていたのを覚えている。よく筆者に相談を持ち掛けてきていた。
女性の脈あり判断は、「女性心理」、「どういう男性が良いパパになりそうと言われるのか」というポイントを押さえて置くだけで、すぐに見分けることが出来るだろう。
それが結果的に「良いパパになりそう」と言われる根本理由を知ることに繋がり、ひいてはあなた自身、「どういう男が女性にモテるのか」を把握することにも繋がるだろう。つまりは「彼女ができる体質」になれるということだ。
「いいパパになりそう」は果たして「脈あり?or脈無し?」を誰でもわかりやすくまとめてみた。
この記事の目次
「いいパパになりそうだよね」は一応褒め言葉ではある


という女性の甘い言葉。
これは褒め言葉なのか?という問いがあったとしたら、間違いなく褒め言葉ではある。
しかし、「○○君って良いパパになりそうだよね!」を真正面から受け取ってしまうと、あなたに予期せぬ事態が起こりかねない。
もし、女性に「○○君って良いパパになりそうだよねー!」と言われたら注意した方が良いだろう。
「いいパパになりそう」は褒め言葉だけど…

なぜ「○○君って良いパパになりそうだよねー!」は褒め言葉ではないのか。
先述のように、実際に「良いパパになりそう」は褒め言葉ではある。しかし、あまりうれしくない褒め言葉なのだ。
というのも、「○○君って良いパパになりそうだよねー!」には、「安心・優しさ」の意味が込められている。
優しくない人に、

という女性はほぼいない。良いパパというのは、世間的なイメージでは優しくて、子ども想いで、休日には家族サービスをするようなイメージだ。
基本的にお付き合いをしていくうえで、「良いパパになるかどうか」はあまり重要ではない。それも恋人ですらない段階で、目の前にいる男が女性にとって「いいパパ」である必要性はない。
つまり、「良いパパになりそうだよねー!」という言葉には、ただ単にあなたの雰囲気を言葉にしただけであって、それ以上の意味はない。
ツラい現実かもしれないが、「いいパパになりそうだよね!」は脈無しなのである。
「○○君ならそのうち良い子がみつかるよ!」も真に受けない方が吉!

女性ってのは案外いい加減なもので、

の他に、

とも言ってくる。
あなたも恐らく言われた経験があるのではないだろうか。
「○○君なら良い子見つかるよ!」という女性の言葉を真に受けてしまうと、あなたは社会人になっても彼女ができないような男になってしまう。
なぜか?
それは、「優しい」という言葉が関係してくるのだ。
「優しい男」に彼女はできない

恐らく、多くの恋愛メディアで、「優しい男になれば彼女ができる」と書いてあるのを見たことがあるはずだ。
確かに、優しい男に彼女ができる場合はある。しかし、多くの場合、優しいだけの男に彼女はできない。女は恋愛にスリルを求めるからだ。優しい男にスリルは感じない。

は、裏を返せば「お前は私の恋愛対象ではないけど、優しい男には優しい女の子が見つかるぜ」である。
しかし、優しい男であるあなたは、女性の気持ちを汲み取りすぎるあまり、積極的なアプローチができない。
優しい女の子も、自分からアプローチをするタイプではないから、あなたにアプローチを仕掛けてくることは無い。そして結局、優しい女の子は積極性の高いモテ男に取られてしまい、あなたは彼女いない歴=年齢を更新してしまう…と言う寸法だ。
優しい男は、嫌われることが怖いだけの場合が8割

優しい男…あなたもそうだと思うのだが、優しい男は基本的に嫌われることが怖い場合が圧倒的に多い。
女性に嫌われるのが怖いから嫌われないように優しくする。
友達に嫌われるのが怖いから嫌われないように優しくする。
「嫌われないように~する」というのはまさに八方美人である。八方美人は誰からも好かれない。
あなたが「良いパパになりそうだよね!」と言われるのも、酷なことを言うようだが優しさ以外に突出した特徴が無いからである。
もし、あなたが優しさを覆い隠すような特徴(例えば何か特技を持っているとか)を持っていると、そちらの方がフォーカスされるのだ。
「優しい人だよね」というのは褒め言葉ではあるが、褒めるのに困ったから無理やり絞り出した褒め言葉であることを忘れてはならない。
優しいだけの男から脱却するには、「嫌うなら嫌えよ笑」という強い自信が必要になる。
嫌われたくないという想いから解放されたいなら、「嫌われる勇気」を読むのがお勧め

もし、

という場合におすすめなのが、ダイヤモンド社発刊の「嫌われる勇気」という本である。
アドラーと言う、心理学会では超有名な学者の考え方を、わかりやすい対話形式で説明してくれるこの本。
あなたが変われば周囲も変わる…周囲が変わるのを待つのではなく、あなたが変わればいい…という勇気をくれる本である。筆者も一読してみたが、何度でも読み返したくなる自己啓発書の良本だ。
アドラーの基本的な教えに、「馬を水辺に連れていくことは可能だが、水を飲むかどうかは馬が決めることだ」というのがある。
どういうことかというと、「どんなに人に好かれるような振る舞いをしたとしても、あなたを好いてくれるかどうかはその人次第」ということである。人に好かれるかどうかを気にしても、結局あなたを好いてくれるかどうかはその人の判断なのだから、人の気持ちに左右されるのは時間の無駄なのだ。
筆者自身、「嫌われる勇気」を読む前は臆病な性格だったのだが、「嫌われる勇気」を読んだ後は、自分の中に新たな扉が出現した感覚に襲われた。新たな知見を発見したような…そんな感覚だ。
「嫌われても良いか」と思えるようなマインドを構築することができた良著である。
「女性に嫌われたくない…」と思っている方にはぜひ読んでもらいたい。
併せて読みたい
「いいパパになりそうだよね」は脈無しだった/まとめ

「いいパパになりそうだよね!」という言葉の意味の裏、危険性について述べてきたが…どうだっただろうか。
基本的に、「いいパパになりそうだよね」は脈無し…と考えた方が良いだろう。
いいパパになりそうなのはとても良いことである。その長所をどんどん伸ばすことに越したことは無い。
しかし、女性に嫌われないように…という振る舞いをしてしまうと、本来の自分を押しつぶすことになり、女性はあなたに全く魅力を感じなくなってしまう。
自分に自信を持つことが重要である。
嫌われても良い!と思って女性と接していると、10人いたらあなたに興味を持ってくれる女性が1人ぐらいいるはずだ。
しかし、嫌われないように今のまま接していると、10人中10人に「良いパパになりそうだよね!」と言われてしまいかねない。
自分の感情を押しつぶすことなく、素敵な彼女を手に入れてほしいと思う!