はじめに

デートについて、このサイトでは以前、以下のような素晴らしい記事(自分で言っちゃうけど)を公開させていただいた。
実際、デート成功術はたった1つしかない。それは全て上記の記事に集約した。いわば上記のデート成功術記事はウルトラマン大全ぐらいデートに関して集約しているつもりだ。これ以上のデート成功術は小手先だけのテクニックに過ぎないだろう。
しかし、デートと言えば会話がある。
初めてのデートで一番不安になるのが「会話」ではないだろうか。実際に筆者も、現在の彼女と初めてのデートに行く前日は、「どういう会話をすればいいのかな…」と緊張と不安で眠れなかったのを覚えている。
もしかすると、今のあなたが緊張と不安で胸がいっぱいかもしれない。自分の失敗をできるだけ排除しようと頑張っているはずだ。
安心してほしい。筆者の実体験をもとに、「デートの会話で考えるべきこと」、「会話の引き出し」といった、デートで女性に好かれる会話のポイントを紹介させていただく。
デートで会話を楽しめるようになれば、自分に自信がつき、ますます女性との関係を良好にしていけるだろう。彼女ゲットも近いかもしれない。
自分の会話スキルが上昇することで、恋愛に積極的になれる。最後まで読み進めるころには、「デートにおける会話のイロハ」が勝手にあなたの脳内にインストールされているだろう。
この記事の目次
会話をしようと思うと行き詰まる?

デートにおいて、「会話をしよう」と思った時点であなたの負けだ。
なぜなら、楽しいデートなら「会話をしよう」とか、「会話しないと」と思わなくても必然的に会話はしてしまうものだからだ。
例えば、親といる時に「会話しないと」と思う人は少ないはずだ。親といる時に「会話しないと嫌われちゃう」と思う人はあまりいない。
なぜなら親と言うのは基本的にリラックスできる存在である。だから、たとえ沈黙があったとしても胸が押しつぶされそうな不安感を抱くことは無いだろう。
つまり、「会話しないと」と思っている時点であなたの中に強迫観念が渦巻いているのだ。
強迫観念が渦巻いている状態では、何をしても楽しくない。「おい、野球やるぞ?嫌がってもこいよな?」とジャイアンに脅されて空き地に野球をしにくるのび太が野球を楽しめると思うだろうか?思わないだろう。だってエラーしたらバットで殴ってくるんだもんアイツ…。
デートでも同じだ。あなたは「女性を楽しませないと嫌われる…」と思うがあまり、自分が楽しむことを忘れている。会話は1人だけではできない。2人いないと会話はできないのだ。1人で喋ることを独り言というように。
女性の気持ちだけに注力していては良いデートはできないし、楽しい会話もできない。女を楽しませる前に自分が楽しまないとダメだ。あなたがデートを楽しんでニコニコしていれば、自ずと女もデートが楽しくなる。下手な会話でも喜んでくれる。
コミュニケーションスキルを身に着けたいなら…

「デートは下手な会話でも、あなたが楽しめば女も楽しんでくれる」…とは言っても、やはりデートをするからには女に会話上手だと思われたいだろう。それが男性心理である。
しかし、コミュニケーション術など、そういう類のものは一朝一夕で身につくものではないし、ああいうものはセミナーに行ったからと言って即実践できるようなものではない。
結局、コミュニケーションスキルというのは実践を兼ねないと習得するのは難しいという事だ。
理論と実践が明確に違う良い例

コミュニケーションスキルが一朝一夕で身につかない具体的な例を挙げてみよう。
例えば、ピアノを弾こうと思っていきなり音楽理論から入る人はいない。
音楽理論を覚える前に、簡単な「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」を覚え、簡単な曲から弾くのが鉄則だ。こうして「ピアノを弾く」という実践を何度も繰り返すことで、ピアノを引くのが楽しくなり、ひいては音楽に楽しさを見出す。ここまできてやっと音楽理論の出番がやってくるわけだ。
これをコミュニケーションスキルに当てはめると、ピアノ的に言えばいきなり音楽理論から学ぼうとしていることになる。
いきなり音楽理論を学んでも理解できないのと同じで、いきなりコミュニケーション術を学んだところですぐに忘れてしまう。
まずは「ピアノを弾く」という動作が、コミュニケーションスキルでも必要になるわけだ。
コミュニケーションスキルを上げるための「実践」とは?

では、コミュニケーションスキルを上げるためには、具体的に何から始めれば良いのだろうか。
コミュニケーションスキルで言う「ピアノを弾く」とは、挨拶をすることだと個人的に思っている。
コミュ障と言われている人達は、コミュニケーションをすることが苦手なのではなく、コミュニケーションを取ることで自分が傷つくのを恐れているのである。コミュニケーションに対して苦手意識を持っている人も、「人と対面した時どうすればいいか分からない」という心の声があるからではないだろうか。
これらの悩みを払しょくするためにコミュニケーション術を学んだところで、猫に小判である。頭で理解できても、実際に行動に移すことは皆無だろう。
コミュニケーションスキルを上げたいのなら、まずは挨拶をしてみること。挨拶をされて嫌がる人はいない。「うわ、あいつ挨拶してきたよww」とバカにしてくるやつはいないはずだし、もしバカにされたとしたらそれはあなたが悪いのではなくその人の感性がおかしいだけだから気にする必要はない。挨拶をバカにするもの、コミュニケーションで泣く…である。
デートの会話で行き詰まるのが怖かったら会話の引き出しを持っておけ!

デートの会話で行き詰まるのが怖くない人はいない。やはり誰だって女に嫌われるのは怖い。筆者も恐いし、あなたもそうだろう。
私は今でさえ「女に嫌われても良いか」と思えるようにはなったが、学生時代とか20代初頭とかはやはり女に嫌われるのが怖かった。
そんな時におすすめなデートでの沈黙回避術として、予め「会話の引き出し」を持っておくことが挙げられる。
あなたは好きなものを即座に答えられる?
ここでいきなり質問だが、あなたは今この瞬間に、好きな食べ物を8秒以内で5個以上言えるだろうか?
恐らく、多くの人が言えないはずだ。筆者だって無理。なぜなら普段から「好きな食べ物」のことなんて考えないからである。
会話の範囲が狭い人というのは会話の引き出しが少ないのが主な原因だ。
ではなぜ会話の引き出しが狭いのか?と問われれば、それは「自分の中で興味のあること(好きなこと)を整理できていないから」である。
その良い例が先ほどの「好きな食べ物質問」である。
人間は「これ好きだな」と思っていても、とっさにその好きなものを口に出そうとしても出せないものだ。なぜなら「好きなものカテゴリー」が整理されていないからだ。
心理テストの結果を見て、「へぇー!確かに俺ってこんな性格してる!」と思うことがあるだろう。あれも、ぼんやりと自分像を持ってはいるけれども、いざ言葉に出そうとすると出ないものを心理テストが代弁しているから「へえー!」と思うのだ。
つまり、頭の良い人や話が上手い人というのは、普段から頭の中を整理し、「自分が今興味があるのはこれだ」というのを明確にしているからこそ、スッと話が出てくるのである。あとはそもそも知識量が膨大だったりするのだが。
だから、会話を上手にしたかったら、自分の頭の中にあることを紙に書き出してみるのをおすすめする。
例えば、好きな食べ物をとにかく羅列してみると、「ああ、あれも好きだったわ…」とポンポン出てくるはずだ。その好きなものが明確化していれば、




…というスピーディで流れるような会話ができるようになる。
自分の趣味を書き出してみたり、もっと細かく自分の趣味の中で好きなこと(もし音楽が好きならバンドとか)を書き出してみたり…。
自分の引き出しを多く持ち、そしてきちんと整理しておけば、会話が絶えずポンポンとできるようになるはずだ。
併せて読みたい>コミュ障でモテない男でも女性にモテるための会話術!
人見知りでもお喋り上手になりたいならサングラスをかけよ!

人見知りでもお喋り上手になりたいなら、サングラスをかけると良いと言われている。
アメリカのとある心理学実験で、人前で喋るのが苦手な人にサングラスをかけて喋らせたところ、サングラスをかけない状態よりも滑らかに話せたという結果がある。
これは、サングラスをかけることによって「自分だけ相手の目が見えているけど、相手からは自分の目は見えていない」というある種の優越感が「喋りやすさ」を演出していると言われている。
よく、日常生活でマスクを着用すると落ち着く…という人がいるが、原理的には似ているはずだ。
「隠す」と言う行為が、安心感をもたらしてくれるのである。
もし、口下手でどうしようもなく不安な時は、サングラスをかけてみるのがおすすめである。
今や日常生活でサングラスをかけるのも珍しくないから、変には思われないだろう。
まとめ:会話は引き出しを多くして

デートにおける会話は、そもそもあなたも楽しむことが大切である。
しかし、やはりどうにもデートで緊張をしてしまうし、自分の良いところを女性に見せたくなる気持ちも分かる。
そんな時は、自分の引き出しを多くし、整理しておくことをおすすめする。
自分の引き出しが整理されていれば、会話が沈黙に差し掛かることなく続くはずだ。デートが成功するか不安な人の大概は会話である。つまり、会話に対する処方箋を極めておけば何とかなる。安心せよ。
ちなみに、おすすめのデートスポットを紹介している記事もあるので、ぜひそちらも参考にしてみてほしい。
では、この辺で終わるとしよう。良いデートがあなたを待っているはずだ。